UVカット効果の高いサングラスの選び方のポイント

紫外線が眼に与える影響とは?
紫外線対策の一つとして、サングラスを検討する人も多いです。そもそも紫外線は眼に対してどのような影響をもたらすのでしょうか。有名なものとして紫外線によって角膜が傷つくことで目の充血などが起こる「紫外線角膜炎」、白目から白い膜が眼の中心に伸び視力の低下や乱視を引き起こす「翼状片(よくじょうへん)」、白目の一部が濁って盛り上がり眼にシミができる「瞼裂斑(けつれつはん)」、眼の水晶体のたんぱく質が濁る「白内障」が挙げられます。どれも紫外線を浴び続けることで大きな影響を受けてしまうもので、放っておくと将来的に失明してしまうケースもあります。紫外線対策として肌だけでなく眼のケアも欠かすことはできません。
選ぶべきは紫外線透過率の低いもの
サングラスには紫外線を通過させる率が必ず記載されています。「紫外線透過率」は「1%以下」など数字が低いほど紫外線カットの効果が高いことを示しています。同じように紫外線のカット率を表したものとして、「UV380」などがありますが、こちらは数字が大きいほど紫外線カットの効果が高くなります。最近では「UV400」以上のサングラスも販売されていますので、よくチェックしてみてください。
サングラスはフィット感が重要
紫外線は正面だけでなく、眼とサングラスの間からも侵入してきます。できるだけ顔の形にフィットしたものを選び、隙間を減らしましょう。レンズについても様々な種類があります。レンズの裏側にもUVカット加工がされていれば、横や後ろからの紫外線にも対応できて非常に効果的です。流行に左右されることなく、顔の形に合ったサングラスのフレームと効果の高いレンズで、眼の健康を守りましょう。
サングラスをかけることで、他人の視線が気になりにくくなるというメリットがあります。自分の目を見られることがなくなるからです。