選ぶことに対する負担

お祝いを頂いた相手に対して、内祝いをお返しする際に、カタログギフトというのは相手に自由に選んでもらえるというメリットがあります。しかしながら、相手のことを考えたつもりが、実は相手にとって負担になってしまうということはしばしば見られることです。自由に選べるということは、お返しを選ぶということを放棄し、それを相手に押し付けることになるため、結果的に相手の負担になります。そのため、自由に選べるカタログギフトが必ずしもメリットばかりとは言えません。

割高になってしまうこと

実は、カタログギフトは割高です。予算に商品の費用と送料などが含まれているため、通常よりも安いものを割高で提供することになります。例えば、カタログギフトには高級食材やブランドのギフトセットなど取り扱いが多く、選ぶ方も楽しさがあります。しかし、店頭で購入するよりも割高になっているので、結果的に魅力が半減してしまうことがあります。カタログギフトは高級そうな商品が並んでいて見ていて楽しいですが、実はこうしたからくりがあります。

有効期限があるということ

カタログギフトは、注文することができる有効期限というのが設けられています。内祝いとしてカタログギフトをもらったので、後で注文しようと考えていたら、期限が過ぎてしまったということはよくあることです。有効期限はだいたい半年ほどなので、悠長に構えていたら期限が過ぎてしまい、ただの冊子になってしまいます。このように、カタログギフトは内祝いを返礼する側としては便利ですが、貰う側にとってはときに面倒な贈り物になります。

結婚や出産などでお祝いをもらった時、内祝いは、結婚の場合は新郎新婦の名前で返しますが、出産では、赤ちゃんの名前でするのがマナーです。